急性腎炎 慢性腎炎 原因と治療

急性腎炎と慢性腎炎はその原因と治療が全く異なります

急性腎炎と慢性腎炎はどう違う?

腎臓には、糸球体と言われている毛細血管の集合体のような組織があります。
その極細の血管の部分を通過する血液を濾過し、余分な水分や老廃物などを濾過して尿として排出しています。
その糸球体に炎症が起きてしまう病気を腎炎と言います、医学的には糸球体腎炎と呼ぶのが正式な病名です。
急性腎炎と慢性腎炎とがありますが、慢性腎炎にはほとんど自覚症状がないため、定期健診の尿検査などで見つかる場合が多いのが実情です。

 

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急性腎炎の症状とその原因とは?

急性糸球体腎炎(急性腎炎)は、大人よりも子供さんに多く診られる病気です。
主だった原因は、溶血性連鎖球菌、溶連菌と言った方が一般的に呼ばれてので通じが良いでしょう。
溶連菌に感染することによって細菌に対する抗体が体内に作られ、その抗体と細菌が結合したものが腎臓にくっついて炎症を起こすことで起こるのです。
いわゆる、アレルギー症状に近いものがあります。
溶連菌感染症は季節性があり、主に冬(12月〜3月)に流行しやすいと言われています。
溶連菌感染症は、子供の間ではかなり良く診られる感染症の一つですから、大部分の子供さんが罹るといっても言い過ぎではありません。
感染力自体ははそれほど強くないのですが、飛沫感染と接触感染の2つのルートがありますから子供さんの間では比較的感染しやすいのです。
大人の場合は免疫のない人が、まれに感染することがあります。
顔においては皮膚がカサカサになったり、赤くなったり、ニキビ状の皮疹が出現したりします。
胸やお腹でも顔と同じように赤くなったりニキビ様の皮疹が出ることがあります。
1〜2週間ほどしっかりと抗生剤を服用すれば、感染症の症状自体はそれほどひどいものとはなりませんし、間もなく症状は治癒します。
しかし、注意しなければならないのは罹患して1〜3週間後くらいに急性腎炎を発症する方がまれに診られることです。
血尿やむくみなどが主だった症状ですので、溶連菌に感染した場合は腎炎の症状に十分気を付けてください。

 

慢性腎炎の症状とその原因とは?

慢性腎炎は、慢性糸球体腎炎と言うのが正式な呼び名です。
原因や治療法が異なる様々な疾患のまとめた呼び方で、急性腎炎とは基本としては性質が違います。
今現在の医療技術では完治することがほとんどない病気が多いのが実情です。
主な疾患には、IgA腎症のほか、膜性腎症、膜性増殖性糸球体腎炎など、様々な疾患があります。
慢性腎炎は、急性腎炎が治りきらず慢性化する場合も10%ほどありますが、その他の90%は原因があまり良く解明されていません。
自覚症状は病気の進行がかなり進むまであまり出現せず、蛋白尿や高血圧などが長く持続します。
定期健診の尿検査で発見されて病気に気が付く、といった場合が多いようです。
急性腎不全と慢性腎不全との違い

 

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もう一つの腎炎、腎盂腎炎の症状とその原因は?

腎盂腎炎は膀胱炎とも密接に関係しています。
細菌やウイルスが尿道から侵入して尿道をさかのぼり、まれにではありますが、腎臓にまで達してしまって腎臓で炎症を起こす場合があります。
このように、ダイレクトに細菌が腎臓にくっついて炎症を起こしたものを腎盂腎炎と呼んでいます。
尿道から腎臓に至る尿路全体が炎症していて、腰痛や発熱、膀胱炎のような頻尿や残尿感の自覚症状があります。
本来は、膀胱と尿管の間には弁のようなものがあるので、健康な方の場合は、尿と一緒に細菌が逆流して腎臓まで達することはないのが通常ですが、何らかの原因で弁が機能しなかったりすると、この病気が引き起こされます。
膀胱炎などと同様に、抗生物質で完治する病気ですが、すぐに症状が緩和しない場合は、尿路に結石や前立腺肥大などの別の障害が起こっている場合がが考えらますので、泌尿器科で詳しく検査を受けることが必要です。

 

腎炎の主な治療法と生活においての注意点とは?

急性腎炎の場合は、症状が重い場合は一時的に透析が必要なケースもあり、長期間の入院と安静治療が必要です。
しかしながら、時間をかけて1年半ほどの安静治療を行なえば自然に治癒する場合ががほとんどです。
しっかりと安静治療に取り組むことで、慢性腎炎へ転換することも防ぐことができます。
慢性腎炎の診断であれば、完治しない場合も多いので、腎機能を低下させずにこれ以上症状が悪化しないように、維持する方向で治療進めていきます。
定期的に尿検査などで症状の確認をする必要があります。
さらに食事療法と同時進行で薬物療法を行います。
降圧剤や免疫抑制剤、抗血小板薬、抗凝固剤などが治療において使用されます。
症状がアクティブな慢性腎炎には副腎皮質ステロイドホルモン剤などが用いられることもありますので、この場合、副作用や合併症に注意しなければなりません。
腎臓病の場合、生活する上での注意点としては、急性の場合でも慢性の場合でも安静が必要不可欠になります。
その症状と個人差はありますが、意識的にゆったりと過ごすことが大事です。
人間は横になっている状態の方が、血流量などの視点からも腎臓には負担がかからないことが分かっています。
個人の症状により、安静の度合いは異なりますので担当医に指示を仰ぐことが必要です。

 

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