腎臓結石 原因 症状 予防

腎臓結石の原因と症状その予防について

腎臓結石(腎結石)は自覚症状があまりないため気づかれにくい病気と言われています。
同じ結石でも尿管結石などは非常に激しい痛みを伴います。
今回は腎臓にできる結石について説明します。
腎臓結石は、石のできる場所によって「腎杯結石」と「腎盂結石」に分けられます。

 

スポンサーリンク

 

腎杯結石とは?

腎杯結石と言うのは、その名の通り、腎杯と言われる部分にできる結石です。
腎杯と言うのは、尿管の腎臓内における先端部分と言える場所のことです。
腎杯にできる結石の特徴は、石が非常に小さく、自覚症状はほとんどないのが通常です。

 

腎盂結石とは?

腎杯でできた結石は、腎杯を離れると、やがて腎盂に下ってくることになります。
それでも腎杯にある時と同様、腎盂に下ってきた結石も、小さい場合は鈍痛を感じるくらいでさほど痛みは強くありません。。

 

しかし、腎盂から尿管に下ってくると、痛みは激しくなります。
腰の少し上の方から下腹部にかけて激しく刺しこむような痛みを感じるようになります。
尿管結石になると尿の排泄が上手くできないため尿の雑菌などによって腎盂腎炎を引き起こす場合がありますので要注意です。

 

腎臓結石の症状とは?

結石が小さい場合は。
背中の下の方に鈍い痛みを感じます。
石が小さい場合でも、人によっては血尿がでることもあります。
しかし、血尿も目で見て判断できるほどではありません。
血尿から腎結石が判断できるのは、健康診断などによることがほとんどです。

 

腎結石が大い場合や尿管に下った場合は。
背中の下側や下腹部などにかなりの激痛が診られます。
人によっては吐き気がしたり嘔吐がある場合もあります。
排尿が上手くできなくなるため、自覚症状としてわかるようになります。

 

大きくなった腎結石は腎杯・腎盂でサンゴ状に形成されることもあります。
腎臓結石が大きくなりすぎた場合は、腎臓を摘出しなければならない場合もあります。
腎臓結石は自覚症状があまりないため、気がついたらかなり大きくなっていたという場合も多いのが実情です。
ですので、結石の小さい初期の段階で見つけることが重要になってきます。
スポンサーリンク

ここに注意!!腎臓結石に気付く4つのポイント

1、背中の下の方の鈍痛
強い痛みではなくても、背中の下の方が重い。
よく分からないけど違和感がある。
このような場合は、腎臓結石だけではなく他の腎臓の疾患の前兆のこともありますので、病院での検査をお勧めします。

 

2、血尿
目で見て分かるほど真っ赤になるとかでなければ、なかなか素人が血尿に気付くのは難しいでしょう。
しかし、いつもより尿の色が普通じゃないほど濃い、ということが続くようになったら、とりあえず病院(泌尿器科)で検査をすることをお勧めします。

 

3、激しい痛みを伴う
結石が腎臓から尿管に下った時、尿管や膀胱に結石が詰まると腰から背中にかけて激しい痛みに襲われます。
これは発作(ほっさ)的に起こるはげしい腹痛で、疝痛発作または腎疝痛と言われます。
こうした痛みがあった場合は、すぐに病院(泌尿器科)へ行ってください。

 

4、冷や汗、吐き気、肩こり、頭痛、めまい
このような症状は腎臓結石でなくても経験するものです。
しかし、これらの症状が背中の下の方の鈍痛と一緒に起こるようであれば腎臓疾患、尿路結石の兆しの場合があります。
それに伴い、腎臓に異常があると身体がむくみやすくなることもありますので、このような場合には一度きちんと病院で検診を受けることをお勧めします。

 

腎臓結石の検査とは?

自覚症状があったとしても、病院に行くことが気が重いという人は少なくないので、「病院で診てもらう」というところまでなかなか行かないかも知れません。
そこで、腎臓結石を疑う場合に、病院ではどんな検査をするのかについてご説明します。

 

まずは問診により身体所見と自覚症状で医師が判断します。

腎臓結石など、何らかの結石を疑って病院に行くと、担当医は患者の「痛み」でおおよその予想をつけます。
そして、肉眼的血尿や顕微鏡的血尿の診断をもって、結石の疑いが濃厚であると診断されます。
しかしこの時点ではまだ、どこの部分にどの程度の結石があるのかは分かりません。
そこで、画像検査を加えて、結石の場所と石の大きさを特定していきます。

 

画像検査の種類

レントゲン診断
腎臓結石や尿管結石については、レントゲン写真で確認が可能です。
この検査のことをKUB=腎尿管膀胱撮影と言います。
ただ、この検査であると、大きさ2mm以下の結石や、X腺が透過しやすい尿酸結石の場合、映りにくくなりますので、全ての結石について分かるとは言えません。
その上、腸管内のガスが多くなると、結石を確認することはかなり難しくなるという欠点があります。

 

超音波検査
がん検診や妊婦健診などにも使われる検査方法です。
腎盂や尿管の確認をすることで、結石がどの程度尿の流れを閉塞しているかまで知ることができます。
この検査では、尿の流れの他、尿管に下っている結石についてもかなり詳しく判断をすることができます。
腎臓結石については、腎臓内のごく小さな結石の判断も可能になるので、腎臓結石には特に有効な検査方法といえます。

 

排泄性腎盂尿管撮影(IVP)
KUBで確認しにくい結石がある場合に有効な撮影方法です。
静脈注射した造影剤が腎より排泄される状態をレントゲン撮影することで尿路(腎盂・尿管・膀胱)の形状を描出する検査です。
結石が尿の流れの及ぼす影響についても様々な情報を得ることが可能です。
腎臓については、水腎症の程度や、結石が近くにある尿管の状態も確認できるのでとても有効な検査です。

 

CT検査
小さな腎結石の確認ができるほか、腎臓結石によって腎杯や腎盂がどのように変化しているかも確認することができるので、X線陰性結石の診断にも有効な検査方法です。
簡単なスキャンで、有用かつ多くの情報が得られるので、最近は特に用いられてる検査方法です。
患者さん自身の負担が少ないにも関わらず、多くの情報が得られるので医師としても患者さん自身にも良い検査方法です。
スポンサーリンク

腎臓結石を予防するには?

尿管結石を予防するためには、食事に気をつけることが大切になってきます。
尿路結石を発症しやすい食事と、結石ができにくい食事を知っておくことが必要です。
また、食べ方を工夫するのも効果があります。

 

尿路結石を発症しやすい食事

まずNGなのは、肉がメインの食生活です。
肉類などの動物性タンパク質にはシュウ酸や尿酸といった結石の原因となる物質が多く含まれています。

 

また、プリン体の多い食材も要注意です。
プリン体といえば痛風ですが、結石にも影響があります。
プリン体は尿酸値を上昇させる働きがありますので、結石も発症しやすくなります。
結石の7〜8割を占めるのがカルシウム結石です。
主成分はシュウ酸カルシウムで、尿中のシュウ酸やカルシウムが増えることで結石のリスクが高まるのです。
レバーやたらこ、うに、えび、あんこうなどプリン体が多い食べ物は食べ過ぎに注意です。

 

シュウ酸が多い食べ物にも気をつけなければなりません。
食べ物では、ほうれん草や大豆製品、ナッツ類、チョコレートなど。
飲み物では、紅茶や緑茶、コーヒー、コーラ、グレープフルーツジュースです。
ビタミンCも体内でシュウ酸をつくる働きがありますが、食事から摂る分には大丈夫です。
しかし、サプリメントなどで積極的にとり入れるのは止めたほうがよいでしょう。

 

また、塩分のとり過ぎもNGです。
食塩に含まれているナトリウムはカルシウムの排出を促す作用があるので、結石になるリスクが高くなります。

 

尿路結石を防ぐ食事

野菜を中心とした食生活がベストです。
野菜や果物を十分に摂って、カリウムを摂取することが大切です。
カリウムには結石の原因となるナトリウムの排出を促す効果があるため、尿の状態を結石ができにくく保つするのです。
さらに、野菜と果物に含まれている食物繊維やマグネシウム、クエン酸、フィチン酸、抗酸化物質が結石の予防に役立つと言われています。

 

穀物などの炭水化物には、マグネシウムや食物繊維が豊富に含まれています。
カルシウムも積極的に摂取したほうが結石予防によいことが分かっています。
小魚、牛乳、豆類もしっかり食べましょう。
緑黄色野菜もビタミンが豊富ですしバランスをとる効果もありますので、しっかり摂って下さい。

 

調理法や組み合わせの工夫で結石予防

食事のときに牛乳やヨーグルト製品をデザートなどの添えると良いでしょう。
牛乳やヨーグルトに含まれているカルシュウムは結石の原因となるシュウ酸の吸収を抑える効果があります。
ほうれん草も、茹でるとシュウ酸が溶け出しますのので、ゆで汁は使わない、おひたしなどがお勧めです。
ちりめんじゃこや削り節をかけるとカルシュウムも摂れて効果が増します。

 

腎機能を守るサプリメントならこちらがオススメです。

クレアギニンEX / 健幸生活研究社

 

スポンサーリンク

 

腎臓病についてもっと詳しくお知りになりたい方はこちら

 

 

関連ページ

慢性腎臓病と慢性腎不全の違いについて
腎臓病の種類とその症状について
急性腎炎と慢性腎炎はその原因と治療が全く異なります
急性腎不全と慢性腎不全との違いとは?
ネフローゼ症候群の原因と治療について
iga腎症と扁桃の関係について
糖尿病と腎臓病の違いって何?
腎臓病を予防するにはどうしたら良いの?
腎臓病で尿に糖が出た場合は大丈夫なの?
腎臓病と血圧は密接に関係って?
糖尿性腎症の場合、腎機能の回復は期待できます。
子供の腎臓病の症状とは?
腎臓病の症状で背中が痛い時、腎臓に原因がある腰痛を確かめる方法とは?
痛みで探る腎臓病の症状と原因
腎臓病の血尿って貧血になることもあるの?
腎臓病になると下痢になりやすくなるの?その理由は?
腎臓病になると鼻血が出やすくなるって本当?その理由は?
腎臓病と蕁麻疹の関係について
尿が泡立つのは腎臓病?
腎臓病と皮膚の症状について
腎臓病で尿が出なくなることがありますか?原因は?
身体がだるいのは、腎臓病の症状かも
腎臓病で尿が出なくなった時の治療法って?
腎臓病の症状とかゆみの関係について
腎臓病の症状で微熱が出る場合があるのでしょうか?
顔色が悪いのは腎臓病の症状?
腎臓病で足がつることってあるのでしょうか?
腎臓病治療のための薬とは?
腎臓病なら足の痛みは要注意です!!
腎臓病と冷えは関係あるの?冷え対策は身体を守る重要な条件です!
腎臓病の薬の副作用について
腎臓病のむくみを改善する方法
造影剤腎症って何ですか?
腎臓病なら市販薬の服用は慎重に!
腎臓病の原因、ストレスは関係あるの?
腎臓病でも腹水がたまることがあるの?
腎臓病なのに痩せることがあるの?
腎臓病の吐き気の原因と症状
腎臓病だと太る事もあります。原因はネフローゼ症候群かも知れません
腎臓病とむくみって関係あるの?
腎臓病と皮膚炎の関係について
腎臓病は遺伝しますか?
腎臓病で「透析ですね」と言われた場合の心構え
腎臓病の透析を始めた人の寿命について
腎臓病と透析について
20代で腎臓病を発症、気をつけることは?
腎臓病と体臭って関係あるのでしょうか。
妊娠中の腎臓病の注意点とは?
腎臓病と汗はどういう関係があるのでしょうか?
腎臓病でも入れる保険がありますか?
腎臓病と運動の関係について
腎臓病と喫煙の関係とは?