腎臓病 血尿 貧血

腎臓病の血尿と貧血について

血尿とは、尿に赤血球が混ざった状態のことをを言います。
尿中に混ざる赤血球の程度によって、肉眼的血尿顕微鏡的血尿に分けられます。
具体的に、どのくらい血液が混ざると肉眼的血尿になるかというと、100mlの尿に0.1ml以上の血液が混入すると見た目が赤くなり、肉眼的血尿といいます。

 

では、血尿が多いと貧血になることもあるのでしょうか?

 

腎臓病の血尿と貧血について調べてみました。

 

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血尿が続くと貧血になりませんか?

血尿が長い期間続く場合には、よく貧血にならないかと心配する方がいらっしゃいます。普通に顕微鏡的血尿の場合においては、出血量はかなり少量ですので貧血になることはありません。肉眼的血尿の場合は、血尿の程度と期間によっては貧血になる場合があります。非常に稀にですが腎臓や前立腺の腫瘍からの出血の場合では、強い血尿が出る場合もあり相当分の貧血となる事もありえます。

 

血尿赤血球は健康な人でも尿中に排泄されていますが、尿中にもれる量はほとんど見受けられません。しかし、腎臓の糸球体から尿管、膀胱までに何らかの疾患があると、尿の中に赤血球が混じるケースがあります。血尿は、肉眼では感知できない顕微鏡で見える程度の顕微鏡的血尿から、茶褐色尿〜鮮血の肉眼的血尿までさまざまな程度で分析観察されます。
血尿といっても目で見えるような赤い尿(肉眼的血尿)だけに限定することはできません。大半は、目でみても正常で、試験紙でようやく尿に血が混じっている(尿潜血陽性)ことが判断できます

 

血尿はなぜ出るのでしょうか?

血尿が生じる原因も様々あります。腎炎などの糸球体の病気があると、腎臓の糸球体で血液が濾過されて尿の元である原尿ができる時に、、出血し血尿が出る場合があります。また尿の通り道である腎孟、尿管、膀胱、尿道などに、出血を起こすような病気があれば血液が混じる場合があります。 このように血尿の原因は、腎臓の糸球体での出血による腎炎などの腎臓内科の病気と、尿ができて以後に血液が混じる、たとえば尿路結石や膀胱癌などの泌尿器科の病気に区分されます。したがって血尿が出た場合、まず腎臓内科か泌尿器科のいずれかに紹介される場合が多いようです。 もう1点注意してもらいたいのが、血尿と判断された場合、たとえば生理中の女性のように、尿と血液が体外に排出する直前に混入する場合があることです。この場合、血液に含まれる蛋白も混ざることになりますから尿蛋白も陽性となることがあります。

 

血尿と言われたらどうしたら良いの?

血尿が見られる原因には腎臓内科が手がけるような腎炎などの病気による場合と、泌尿器科が扱うような尿路結石や腫瘍などの病気が原因の場合があります。そういう事情から患者さんは内科に行っ方が良いのか、泌尿器科を受診すべきか判断に迷う事もあると思います。 尿沈渣に円柱も出ている揚合には、内科的な腎炎の可能性が高いため、まず内科を受診した方が良いでしょう。円柱が見あたらない場合には泌尿器科を受診し、泌尿器科の病気が見当たらないのかどうか診断してもらいましょう。それぞれ専門科での検査を行い、異常が見あたらなければ泌尿器科から腎臓内科へ、逆に腎臓内科から泌尿器科へ紹介してもらう事になります。

 

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腎性貧血と鉄欠乏性貧血は違う

腎臓の機能が衰えると、「疲れやすい」「動悸がする」「少しの事で息切れする」「立ちくらみやめまいがする」といった症状が見られます。これらは貧血の自覚症状です。慢性腎臓病の症状の1つになります。 「貧血」と言われると、鉄分を補給すれば良いだろうと考える方も少なくないでしょう。しかし、腎機能が衰えて現れてくる貧血では、鉄分を補給しただけでは症状は回復しません。貧血が生じるメカニズムが「鉄欠乏性貧血」とは全然違うためです。

 

「鉄欠乏性貧血」は体内の鉄分が不足して、ヘモグロビンの生成が不十分になって引き起こされるものです。腎機能が衰えてる事によって起こる「腎性貧血」は、「エリスロポエチン」の分泌が減少することが原因で起こります。 エリスロポエチンは赤血球をつくる働きを促すホルモンで、腎臓から分泌されています。腎臓の働きが低下すると、腎臓からのエリスロポエチンの分泌が少なくなり、骨髄で赤血球をつくる機能が低下して貧血になってしまうのです。 そういう理由で、腎性貧血の治療においてはエリスロポエチンの分泌不足を改善するやり方が必要です。鉄分を補給すれば良いと言う簡単なものではありません。 赤血球は体の隅々まで酸素を運ぶ役目があります。腎性貧血になってしまうと、全身の酸素が不足している状況になるため、その状態に対応しようとして、心臓に絶えず負担がかかるようになります。 また、貧血の症状がひどいほど末期腎不全になる危険性が大である事も分かっています。腎性貧血は早急に治療を開始することが必要不可欠です。早期治療が出来れば、息切れや立ちくらみ、疲れやすさが改善されるのは勿論ですが、慢性腎臓病の進行を抑えることにも希望が持てます。

 

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