腎臓は尿 保冷24時間蓄尿検査

腎臓は尿で分かる、「保冷24時間蓄尿検査」とは?

腎臓は身体の「下水処理場」と「浄水場」と言われます。
尿をしっかり調べることで腎臓の状態がつぶさに分かるそうです。

 

スポンサーリンク

 

ここでは、「糖尿病が気になったら読む腎臓病の本」を執筆なさった、前田憲志医師(名古屋大学名誉教授・大幸砂田橋クリニック院長)
が提唱している「保冷24時間蓄尿検査」を紹介しながらその有効性を見ていきます。

 

私達の排泄する尿に含まれる物質は、私達の生命活動のレポートです。
尿を細かく調べることで、「尿タンパク量」や腎機能の指標となる「GRF(糸球体濾過量)」「クレアチニン・クリアランス(血液浄化能力)」がつぶさに分かります。

 

それだけでなく、「食塩・タンパク質・リン・カルシュウム・カリュウムの摂取量」さらには、「どれだけ筋肉を動かしたのか」まで分かります。
その精度を上げるための方法が、「保冷24時間蓄尿検査」なのです。

 

スポンサーリンク

 

健診の尿検査では不十分!!

一般の生活習慣病健診などでは、健診当日に採取した尿を調べる「スポット尿検査」を行っています。
1回のみの尿を調べる検査ですから、あくまでも推測値くらいに精度しかありません。

 

人間の尿の状態は、朝、昼、晩で異なりますす、検査日や前日に激しい運動をしたり、汗を大量にかいたりした場合、また精神的にストレスを受けることによっても違ってきます。
ですので、食事療法や薬の服用で、どれだけ腎機能が良くなったかを診る際の指標としては、「スポット尿検査」はあまりに精度に欠けます。

 

保冷24時間蓄尿検査ってどんな検査?

では、信頼性の高い検査結果を得られる「保冷24時間蓄尿検査」とはどのようなものか見ていきましょう。

 

実際に24時間蓄尿検査を実施している病院は数多くあります。
しかし、保冷までしている病院はそう多くありません。

 

なぜ冷やさなければならないのでしょうか?
その答えは非常にシンプルです。

 

尿は生物ですから、温度管理をしないと細菌がどんどん繁殖して、尿に含まれるタンパク質や尿素など老廃物、リン、塩分などのあらゆる物質が細菌によって分解されたり、細菌に取り込まれたりしてしまいます。
温度管理をせずに、全く違った物になってしまった尿を検査しても、患者さんの本当の状態を教えてはくれません。
そのため、保冷剤を用いて10度以下に冷やすことが重要なのです。

 

尿から正確な情報を得るための3つの条件とは?

 

保冷24時間蓄尿検査で正しい結果を得るための注意点
1、寝ている時、昼の活動時、食後の時間など全ての身体の活動状況を反映させるように、1日の尿全てをためて検査すること。
(検査にお持ちいただくのは全量ではありません)

 

2、尿を採る時の生活状況を一定に保つこと。
(前日、当日のアルコール摂取を控える。激しい運動を控え検査日はなるべくゆったり過ごす)

 

3、24時間貯める尿は、10度以下(平均7度)に冷やして保管し、速やかに検査に出す。

 

関連記事

腎臓病の検査キットって?

 

腎機能を守るサプリメントならこちらがオススメです。

クレアギニンEX / 健幸生活研究社

 

スポンサーリンク

 

腎臓病についてもっと詳しくお知りになりたい方はこちら